ひと言キャッチコピーで反応率を2倍にした秘密
From:おおむらしゅんすけ
代官山のスタバより、、、
飲食店の売上アップ、集客、リピート、客単価アップなんて簡単すぎる大村です。
金儲け、収入アップなんて朝飯前や!
最近、“手抜きを”するようにしています。
手抜きと言うと聞こえが悪いですが、
良いように言えば“シンプル”にするということです。
このことは、前々から言われているのですが、
僕はどうしても“頭でっかち”になってしまう習性があります。
例えば、キャッチコピーを考えるときでも、
あれこれ考え、ついつい詰め込み過ぎてしまうのです。
そうすると、結局1番伝えたいことがボヤケてしまい、
何も伝わらないという最悪な結果になってしまうことが
チョクチョクあります(泣)
先日、とあるコピーライターがこんなことを言っていました。
「キャッチコピーを細分化したら、成約率が2倍になった」と。
例えば、
「肩こりから頭痛でお悩みのあなたへ」
というキャッチコピーがあったら、
これを、
「肩こりでお悩みのあなたへ」
と
「頭痛でお悩みのあなたへ」
というように細かく分けるということです。
たったこれだけで、
成約率が2倍になるんですからやらない手はないですよね。
また、ある別のコピーライターはこんなことも言っていました。
「ひと言キャッチコピー」
簡単に説明すると、
まず1番伝えたいひと言を選ぶ。
そして、それをマーケットに出してテストしてみる。
そこで反応がとれなければ、
次に伝えたいひと言を付け加える。
これを何度か繰り返し、
キャッチコピーは多くても3語までにする。
今の世の中は、情報で溢れかえっています。
その昔は、マーケットも情報を欲しがっていました。
情報に群がっていたのです。
でも現在は、たくさんの情報がありすぎてウンザリしています。
そして、心の中でこう思っているんです。
「私の悩みを解決してくれる専門家はどこにいる?」と。
そんな人をズキューンと撃ち落とすことができる
“ひと言”があれば、
そうそう、僕のクライアントさんが
このひと言キャッチコピーの話をした所、
ひと言キャッチコピーのチラシを作ったそうです。
どんな結果が出るのでしょうか?
また、結果が出たらその話もお伝えしていきますね。
さて、ちょっと前置きが長くなりましたが、
今回は僕と同じように“知識先行型人間”のあなたのために、
“12のコピーのポイント”をお伝えしましょう。
あれこれ考えすぎて“フリーズ”してしまった時に、
この原点に立ち戻り“再起動”をしてくださいね。
<1.読み手主導にする>
よくコピーライティングでは、
youメッセージとmeメッセージ
という言葉が使われます。
meというのは、“私”です。
「私は〇〇です」
「弊社は〇〇です」
というのが、meメッセージです。
これをyouメッセージにしなければなりません。
youは“あなた”ですね。
「あなたは〇〇ではありませんか?」
「あなたは〇〇を解決することが出来ますよ」
というのが、youメッセージです。
あなたの広告(ここではウェブサイトと
チラシを合わせて広告にします)を見ている人は、
売り手の商品の情報なんてこれっぽっちも知りたくありません。
読み手が知りたい情報は、
その商品が自分にとってどんなメリットがあるのか?だけです。
<2.押し出すメリットを絞る>
メリットもあれもこれもと言うと、
メッセージがボヤケてしまいます。
そんな時読み手は心のなかでこう思っています。
「なんかすごそうだけど…よく分からんな」
そうではなく、メリットは1つに絞る必要があります。
これをコピーではビッグプロミスと呼びます。
たくさんのメリットがあってもいいのですが、
その中からメインに伝えたいものを選ぶことを心がけてください。
<3.短い段落に分ける>
コピーが長くなってしまうと読みにくくなってします。
そうならないように、
意味のある段落に分けるようにしましょう。
この時に行数を、2行、2行、2行…というように、
同じ行数で分けるのではなく、
2行、5行、1行、3行というように、
バラバラの行数に分けるようにしましょう。
<4.短い文章にする>
これは3とかぶる部分もありますが、
長い文章は読みづらくなります。
なので、なるべく短い文章に分けるようにしましょう。
そうすることで、コピーにリズムが生まれます。
<5.シンプルで簡単な言葉>
シンプルで簡単な言葉を使うようにしましょう。
「〇〇が可能です」よりも
「〇〇ができます」の方が言葉としては簡単です。
あまり難しい言葉を使うと、
コピーを読むのが面倒くさくなってしまいます。
基本的に読み手は何も考えたくありません。
考えなくても分かる言葉を使いましょう。
<6.専門用語は避ける>
売っている商品によっては、
専門用語があると思いますが、
あなたが普段使っている専門用語は一部の専門家にしか通じません
あなたの広告を読んでいる人は素人です。
99%理解することが出来ません。
意味が分からなくコピーを読むのをやめてしまったら、
そこでセールスは失敗です。
<7.簡潔にする>
意味のないものは削りましょう。
出来るだけ短くします。
コピーは長くなりがちですが、
そこから“引き算”の作業が必要です。
この作業をしっかりと行うことで、
伝えたいことが明確になり、
とても読みやすいコピーになります。
<8.具体的にする>
例えば、
「このメルマガはたくさんの人に読まれています」
というより、
「このメルマガは6万1231人の人に読まれています」
と言った方が具体的になります。
“たくさん”という表現だと、
100人がたくさんと思う人もいれば、
10万人がたくさんだと思う人もいます。
具体的にした方が表現をシャープにすることができます。
<9.まっすぐ本題に入る>
キャッチコピーは
読み手の注意を引くのにとても重要なパーツです。
その次に重要なパーツとして、
キャッチコピーの先の数センテンスがあります。
いわゆる、リードやオープニングと呼ばれる部分です。
キャッチコピーで読み手を引き込み、
リードやオープニング一気にディープに引き込む必要があります。
<10.会話調で書く>
セールスレターは、
セールスマンのセールストークです。
セールストークでは堅苦しい言葉を使いませんよね?
セールスレターでも、
読み手にとって読みやすい、
日常的に使っている会話を意識して書くようにしましょう。
<11.グラフィックを使う>
グラフィックとは、画像や動画のことです。
グラフィックの世界では、
「1の写真は1000の言葉を話す」と
言われているくらいです。
コピーの言葉をビビットに伝えるために
グラフィックを使うことは、とても効果的です。
<12.箇条書きを使う>
コピーでは箇条書きのことを“ブレット”と呼びます。
人間は“リスト”が好きです。
「まず、1番目に大事なことは…」なんて言われると、
急にメモを取り出したりしますよね。
また、長いコピーの中に、
急に箇条書きが現れると注目させることができます。
そういった意味でも、箇条書きを使うというのはとても有効です。
さて、いかがだったでしょうか?
少し長くなりましたが、
もしあなたがコピーを書いている最中に
“頭でっかち”になっているなと思ったら、
この12個のポイントをもう一度見直してください。
そうすれば、作業効率がアップするはずです。
ではでは。